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給水設備
貯水槽の清掃目的
名古屋市では、平成20年4月から「小規模貯水槽の清掃実施報告制度」が始まりました。水道水を一時貯めておくためのタンクを貯水槽といいますが、貯水槽にたまる水の量が10立方メートル以下のものを小規模貯水槽と言っています。小規模貯水槽は設置数が多く、多数の市民に飲料水を供給している施設となっているため、日頃からの衛生管理が大切です。
少なくとも1年に1回は貯水槽の清掃を実施しなくてはいけません。
貯水槽(パネル型)の概念図
給水方式
●直結直圧式(直結式)
直結直圧式は、水道本管の圧力によって直接供給するものである。概ね、2階建て以下(地域によっては5階程度まで可能)の建築物に用いられる。管理の手間が少ない。
●直結増圧式(直結式)
直結増圧式は、水道本管から引き込まれた給水管に指定された増圧給水装置(増圧ポンプ)を直結し、給水管内の水圧を増圧して供給するものである。水槽がなく、管理の手間が少なく、衛生面でもメリットが大きい。ただし、水道管の強度等、インフラが整っていない地域では使用することができない。
※断水時はもちろんのこと、停電時も増圧給水装置が稼働できなくなり断水する。
●高置水槽方式(受水槽方式)
高置水槽方式は、必要とされる圧力を得るため、給水の箇所よりも高い位置の水槽にポンプで揚水し、重力で給水するものである。
●圧力タンク方式(受水槽方式)
圧力タンク方式は、気体を封入した逆止弁付き圧力タンクにポンプで水を供給し圧力を高めるものである。
●圧力タンクなし加圧ポンプ方式(受水槽方式)
一般に受水槽方式といえば、本方式を指し、他の方式は受水槽方式を呼ぶことはあまりない。 圧力タンクなし加圧ポンプ方式は、ポンプの台数制御・回転数制御を行い一定の圧力で加圧供給するものである。
※停電時には供給不能となる。
その他の関連業務
- 給水設備の点検
- ろ過装置の点検・修理・交換
- 給水ポンプのオーバーホール・交換
- 水道メーターの交換
- 貯水槽の修理・交換
- 各種電気工事
- ブースターポンプの点検・修理・交換
- 水質の検査・分析
- 井戸水装置の点検・修理・交換
作業実例
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